乱歩vsホームズvsルパン

小学生が乱歩派とホームズ派とルパン派に分かれて語り合うのはなんか分かる気がします。図書館にいっぱいありましたもんね、あの分厚い本。
乱歩だと「三角館の恐怖」が一番覚えてます。エレベータが開くのが怖くて怖くて。
ホームズは「まだらの紐」ですね。なぐりつけると帰っちゃうのがおもしろかったのです。
ルパンはいっぱい読んだのですが、ある話(どれか忘れた)で、女の人がマリッジリングに旦那以外の想い人の名前をこっそり彫ってて、ところがある日その指輪に彫ってある名前を確かめる、ということになったのですが、その女の人は昔より太っちゃって指輪が抜けなくなってたので切ることになりましたさあ大変!というシーンを、小学生の私は「指を切るんだ!!!」と勘違いして(だって切った時に女の人気絶しちゃうし。←違う名前を彫ってるのがばれたと思ったせいなんですけどね、ほんとは。)怖くてルパン読めなくなっちゃったんですよねー。
しかもかなり大きくなるまで、指輪は抜けなくなったら指を切らなきゃならないものなのだと思ってました。
馬鹿だ。相当馬鹿だ。