「春にして君を離れ」(アガサ・クリスティ)

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

どこが恋愛物なんですかよー。
あでもミステリではないですね、あ、や、人の心の秘密という意味ではミステリなのか?(違うか。)
世界中が自分を嫌っているまたは無関心なんじゃないかと怖くなる話でした。あと、自分のこの、大切な人達を大切に思う気持ちは、ほんとに大切に思っている気持ちなのか?と分からなくなってみたり。
うううー。
でも私の中にはいつも私を大好きな私がいるので、こんなことぐらいではへこたれませんよ。ちょっと沈むだけ、ちょっと。


電車の中で読んでて、本を閉じた後に涙が出てきたのであくびのフリして誤魔化しました。
選ばれなかった未来を思うと切なくなるのは必然。(うわなつかし。)