「月は無慈悲な夜の女王」(ロバート・A・ハインライン)

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)

えー。これジャンルはやっぱりSFなのでしょうか?
どっちかというと政治物な気がするんですけど。政治物だけどSFでもあります、ぐらいに政治色が強いですよ。
最後の方は、どうか上手くいきますように、と祈るような気持ちで読みました。
最初の山とかへの攻撃はぜひ映像で見てみたい気がします。不謹慎だけど美しいんでしょうねえ。不謹慎だから美しいのか?
最後の、機械と神様とを同じセリフの中に同居させるのは反則だと思いました。切ない!