「大鴉の啼く冬」(アン・クリーヴス)

大鴉の啼く冬 (創元推理文庫)

大鴉の啼く冬 (創元推理文庫)

背景色は一見いろんな色があるようだけど、よく見ると実は全部灰色、みたいな島というか村で起きた殺人事件。
殺された娘の家は、昔、行方不明になった少女が住んでいた家だった。
みたいな、寒い季節が似合う話でした。
ちょっとキングみたいだなーと思ったりして、どうしようコミュニティが起こした超常現象とかだったら、とどきどきしたりもしました。
気がついたら謎は全部片付いてて、思った以上に読後感がよいのが不思議です。どうしてだろう。色々やるせない話なのに。