@阿佐ヶ谷NextSunday

GOMES堀越さんソロを観に。
行ったら堀越さんの前の人が最後の曲を歌い終わるところでした。うーん、もう少し早く来ればよかったなー。エモーショナルで好きそうな感じだったので。


堀越さんwithグランドピアノ。すごい。ピアノアレンジがゴージャスです。
「タイムラグ」の曲紹介のときに、今思ってることが別のときに誰かがもう感じてたことだったらいいな、みたいなことを言ってた気がするのですが、すんごくSF好きの血が燃えました。そういう話を読みたい!
カバーも1曲あって、ゴメスの「春のスケッチ」でした。(多分。)穏やかな雰囲気がにじみ出ててすごくよかったー。聴きながら、ゴメスでツインボーカル(二人で同時に歌うやつってツインボーカルでいいんですよね?)したら素敵だろうなあーと思ったりしました。穏やかなTAKADA BANDみたいな感じで。(←分かりにくすぎるたとえ。)
そしてやっぱり「月の光」が大好きです。大好きすぎです。夜に射す月明かりの中に立つ人を見ましたよ。私の目が。(目か?)
新曲もありました。電車がトンネルを抜けて外に出る瞬間に光が射す光景が目に浮かぶ歌です。さよならを言う歌なのに、なんだか元気が出てくる気がしました。不思議。
次のライブは4月。高円寺ShowBoatだそうです。メンツが豪華ですよ!


トリの人は大口沙世さんという人でした。最初、大トラの歌かいなー、ちょっと好みと合わないなあとか思ったのですが、聴いてるうちにどんどん引き込まれるタイプの歌い手さんでした。最後まで聴いてよかった。
よいどれ母さんの恋の遍歴、がテーマの短編集を読んだ気分になりました。なんだか、祖母が20年近く前に亡くなった祖父のことを「あの人は男前じゃった」と言ったときのことを思い出しました。うちの祖母は割といいとこのお嬢さんだったらしくって、祖父に一目惚れして周囲から大反対されたので家を飛び出て祖父と一緒になった、というドラマのような過去の持ち主です。あー、その情熱は受け継がれなかったー!
途中でベースが加わった瞬間に、よいどれ母さんはバーの歌姫に変身してました。
なんでかな。お酒のイメージがどうしても頭から離れなかったのです。不思議だ。でも本当に素敵でしたよ。私の文章だと誉めてるように聞こえないかもしれませんが、本当に不思議な魅力のある人でした。
いい夜でした。