「リヴァイアサン」(ポール・オースター)

リヴァイアサン (新潮文庫)

リヴァイアサン (新潮文庫)

私、ものすごい勘違いをしておりました。
裏表紙に書いてあるあらすじを読んで、あれ?と思ったんですよね。でもきっと気のせいだろうと思って読み続けて、やっぱりあれ???と思ったんですよね。
いつになったら、ネッシーみたいなやつ出てくるんだろう?って。
ばっかじゃなかろうか。



心にナイフを持ってる人達は、色んな人を傷つけたり傷つけあったりするんだろうけど、一番自分のことをたくさん傷つけてるんだよなー。難儀だ。と思った話でした。目が見えすぎることは必ずしも幸せにはつながらない。
たとえ自分がばかだと思っても、身の丈にあってるならそれは幸せなことだなあと思うのでありました。だから多分私は幸せです。
どうか二人のマリアの未来が幸せなものでありますように。