「さまよう刃」(東野圭吾)

さまよう刃 (角川文庫)

さまよう刃 (角川文庫)

色々考えてしまう話でした。
こんなヤツが更正するなんて信じられるか!と言いたくなる人っていそうですよね。(幸いにも私は実際に会ったことはないですけどねそんな人。)
更正だとか償いだとかが許される立場かお前が、と言いたかった。私がこいつに罰を与えてもいい立場だったら、とりあえず空中に吊るして全方向からパチンコで撃ち放題にするかな。江戸時代の首だけ出して埋めてその横に木鋸を置くという処刑のインパクトには全然及びませんが。もういっそハムラビ法典ぐらいストレートにしたらいいんじゃないかと思ったりもしました。シンプルイズベストってことで。脊髄反射的に。(全然考えてないじゃん。)
んー。話的にはちょっとつき抜け感が弱いかなーとも思ったのでした。ラストのフェイクが後味悪いせいかも。色々とやるせなかった。