「赤い指」(東野圭吾)

赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

加賀さんがロボットみたいで、うわ、ロボット刑事K?とか思ったりしました。違うよ。
ああーもう、東野圭吾は、許しがたい若僧のはたから見たむかつく姿を描かせたら日本一ですね。本気でぐーで殴りたかった。
でも私はあの若僧みたいに、息の詰まるような気持ちのまま何年も何年も過ごしたことがないので、「ばーか!」と一言で切り捨てることもできない。
こどもと大人の境界線はどこなんだろう。ここだ!とすぱっとひけるものなんだったら、きっとみんな苦労しないですよね。