「ありがと。 あのころの宝もの十二話」

女性作家ばかりの十二編。女性の書く話は、どうして不倫ばっかりなんだろう。少々食傷気味です。私の周りにリアル不倫をしている(もしくはしていた)人って、友達の妹さんぐらいでしたよ。うんまあ類友って言うし、オタク女子は不倫が大キライらしいんですよ。さもありなん。
でもなー。リアルはさておき、小説の中でまでブルーな気持ちになるのはちょっとなあと思うのです。
「モノレールねこ」(加納朋子)、「届いた絵本」(光原百合)が私は好きだなあと思いました。「骨片」(三浦しをん)は話的にはすごく好きだと思うのですが、私が骨苦手なのでだめでした。どうも怖いんですよねー。