「パイド・パイパー - 自由への越境」(ネビル・シュート)
- 作者: ネビル・シュート,池央耿
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2002/02/22
- メディア: 文庫
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ぎりぎりまで口にはしないで、ふっと避けられないタイミングで提示される事実。
そういうのが何度か出てきて、ああ、この人映画のシナリオとか書いたらすごそうだなーと思いました。胸に焼き付くようなシーンを観せてくれそうです。
あと、作者の人は小さい子供達のことをとても愛していて、でも同時に手に負えないーとか思ってそうだなあと思いました。うーむ。私だったらハリセンでしばく!と思ったシーンがあちこちにありましたもん。
ハワードさんはなんて大人なの!と思いました。さすが英国紳士!
この人、他の話も読んでみたくなりました。素敵す。