「ゼロ・グラビティ」

宇宙すーげー!
「春にして君を離れ」みたいな話なのかなーとぼんやり思っていたのですが全然違った。
以下、ネタバレで。



怖いんだけど、地球と星空がすごく美しかった。宇宙行ってみたいです。
でもくるくるエンドレスで回り続けるのは怖いな。
いやあマットすげーっす。マット。マットおおおおおおおおお!おおおお!!!てなった。
離れて行きつつもいつまでも声をかけてくれるところと帰ってきたところといなくなったところで3回なりました。奇想天外な話でさ、でいなくなるの、ほんとやめて欲しかった。
サラの話をするところがものすごぐっときました。はう。
大量の衛星の破片が飛んでくるシーンで、こないだ読んだ「地上最後の刑事」で小惑星をミサイル攻撃しようとする国に対してそれより先にお前らを攻撃すると言う理由を思い出して納得してました。ようやく。なるほどー。ああなっちゃうんだー。
着水して、水ががんがん入ってくるところと宇宙服が重くて沈んでいくところで、死因が溺死だったらどうしようってすごくハラハラしました。(そんなオチ嫌だ。)
タイトルは「グラビティ」のままでよかったんじゃないかって思うんですけどね。ラストの重力がかかる感じが半端なかったので。ライアンが重力に逆らって立ち上がる姿が美しかったなあ。
よかった。


(追記:2013/12/27)
会社の人から、中国の衛星にライアンが独りでいるときは息が白くて凍りそうなのに、マットが来た瞬間から息の白さとか窓の氷が消えていた、という話を聞いて、うわー!そこ気付かなかった!と思いました。やっぱ人増えたら暖かそうだなーぐらいにしか思ってなかったです。細かい。すごい。