「さよならケーキとふしぎなランプ」

吉祥寺の映画館の閉館イベントの一環だったようです。堂島くん主演の1時間半の映画です。
カフェのオーナーとケーキ職人の女の子を中心にしたファンタジーのようなそうでないような物語。
以下、ネタバレ。





死者が一時的に帰ってくる物語だったんですが、私そういうの好きなんですが、どうしても受け入れられなかったんです、おじさんの娘だけ帰ってこない展開が。
みんな、大切な人と会話したりハグしたり涙したりしてるのですが、そのおじさんだけ放置プレイなのが気になって気になって。なんなの、ハートウォーミングなファンタジーじゃないの?そうなのならその放置プレイは嫌だし、そうでないのなら裏切るべき展開はそこじゃないよね?もっとメインストリームのとこだよね?と言いたい気持ちでいっぱいになりました。やだー。
あと、主人公の女の子の父親の悪行がどうしても許せなくって。だから、最後にちょろっといい顔したってだめだめ!お前は失格!女の子が許しても私は許さん!とか思ってました。
だってー。いくらケーキ職人とはいえ、他人様のお祝いのケーキに無断で指突っ込むのは到底許しがたいのですよ。無理。やっぱり許せない。
いい話だったんだけどなー。その二点が気になりすぎて物語どころではなかった。
でも堂島くん始め、出てくる人達みんないい味出してました。かわいかった。