「鴉」(麻耶雄嵩)
- 作者: 麻耶雄嵩
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/04
- メディア: 新書
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最後に仕掛けをメルに提示されても、頭の中で図ができあがるまでにすっごい時間がかかってしまいました。頭悪いなー。がっくり。
読み返したら、確かにね。という感じでした。
私は第一子なんで昔はよく、お姉ちゃんなんだからと言われて、それがすごく嫌でした。櫻花の気持ちはよーく分かるのです。(妹とアイスの奪い合いをしたとき、とかそんなふざけた理由なんですけどね。)
でも櫻花のように生活のために身を粉にして働いたこともないし(悪口言ったりしててごめんなさいお父さん。)、割と自由きままに暮らしてきてるので、橘花の気持ちも分からなくもない。
兄弟ってお互いにないものねだりをしてしまうんですよね。めちゃめちゃ身近な存在だから余計にね。そういうのは今も昔もずっと変わらないものかもしれないですね。
しかし、そんな村嫌だ。(吉幾三。)