「夜の科学 vol.25〜indian summer days」@恵比寿天窓Switch(山田稔明(GOMES THE HITMAN))

札幌、福岡と怒涛のように続いたツアーに参加したのです。とても贅沢なことなのですが、もうなんだかお腹いっぱいで満ち足りた気分になってしまって、ライブを観ることによって満たされるコップみたいなものがぎりぎりまで満ちてしまってこれ以上注いだら溢れちゃうかなあ溢れたらどうなっちゃうのかなあとかぼんやり思いながら恵比寿に向かったのですが、実際にライブを観たら杞憂だったことが分かりました。なんか別腹みたいですよ。とても素敵なライブで、うっとり過ごすことができました。
ライブの記憶を思いつくままに。

  • 今日のゲストはfishing with johnの五十嵐さん。残暑担当らしいです。2daysの今日は去り行く夏で、明日は深まりゆく秋、みたいな感じでしょうかねー。
  • 五十嵐さんの靴が、あしたのジョーバージョンのコンバースだったのでそこばっか見てしまいました。なんか白と黒のかっこいいデザインでしたよ。靴底も見てみたかった!
  • 「森ガール」の話から出てきた新語「磯ガール」。私がイメージしたのは海女さんでした。ショートカットで思いっきし日焼けしてて歯だけが真っ白みたいな。割といいイメージです。
  • 森(ビル)ガールという発想はなかった。さすが山田さん。新しいです。
  • 演奏前に聞いた「きこり」という単語のせいか、普段は青い空が広がる「pilgrim」で、針葉樹林の星空と夜明けの空が視えました。不思議だ。でもどちらにしても私の『憧れの風景』なんですよ多分。
  • SING A SONG」がHARCO監修のコンピレーションアルバムに入るらしいです。メンツが超豪華なんで、すごく聴きたい。でも「ジェントルボーイフレンド」には笑った。「ジェントル」て。
  • その「SING A SONG」、天神のたくさんの手拍子に包まれた演奏がとても楽しかったので、今日は苦手な手拍子に挑戦してみました。やっぱり楽しい!でも難しい!(たん、たたたんの部分でつられちゃうんです。)
  • マクロスFの劇場版(があるんですか?)で、菅野よう子さんの曲に作詞したらしいですよ。すーげー!菅野よう子さんはとてもとても美しい曲を作る人だというイメージがあるので、ものすごく聴いてみたいです。
  • ハロウィンの帽子みたいのをちょいちょいといじるぽちこさんの映像がまじぷりでした。
  • 五十嵐さんが今日演奏したギターはガットギター(かな?名前はちと微妙。)とかいうギターだそうです。ナイロン弦(普通のは鉄弦)らしいのですが、音がものすごく柔らかで気持ちよいですね。
  • 「三日月のフープ」と「pilgrim」、五十嵐さんがサポートすることによって聴いたことのないメロディラインが混ざってすごく素敵でした。なんていうか、学ランしか見たことなかった気になる同級生の私服を見たときみたいな気分。(分かりづらいよ。)
  • 「home sweet home」を聴いていたら「はるか遠くにぽつりと見える小さな光、あれは空の星なのかそれとも地上の灯りなのか、それがどちらかだとしてはたして何か違いがあるのだろうか」とかちょっとSFチックに私の中の誰かが独り言を言ったりしてました。妄想が暴走。
  • 「歓びの歌」は聴くといつも眩しい光が見える気がします。色味は白熱灯にちょっと黄色足したみたいな感じで。(色々台無しなたとえ。)
  • アンコールの「ホウセンカ」すっごく心に沁みました。でも家路アルバムには入らないらしいです。ちょっとしょんぼり。でもま、いつか絶対音源になる歌だと確信しているので、その未来を待ちましょう。
  • その前に家路アルバムがすっごく楽しみです。完成予定時期はまだ流動的らしいですけど、多少伸びたところで全然余裕で待てる気がします。