「エンジェル・イヤーズ・ストーリー」(演劇集団キャラメルボックス)

「天使の耳」と名付けられた特殊能力を、図らずも持ってしまった仕事人間のお父さんの物語でした。
ラーメンズの心の声がだだ漏れの人のコントを思い出すような、本体の後ろに心の声が立っている構成なので、人間の数が多くて賑やかなお芝居でした。
下手したらぎすぎすしそうなモチーフなのに、ぐっときてしまう話に転がるのはキャラメルボックスならではですよねえ!大好き!
ライブで400人の合唱が起こるシーンと、死ぬな!と全力で叫んでるシーンと、娘にこっそりアドバイスするシーンがすごく素敵だなあと思いました。あと、和菓子屋の息子に突き飛ばされて空を舞うシーンと、ばあちゃんがぶちかませ!とゲキを飛ばすシーンがよかった。
看護師さんの物語がきっと別にあるんじゃないかしら?と思う。
やっぱりクリスマスには心温まる話が似合いますね!よかった。