「夜の科学 vol.38〜木の葉は緑」(山田稔明 with 夜の科学オーケストラ(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史))@下北沢440

久しぶりの平日ライブ、ああー、時々はこうして早めに帰れる生活だと嬉しいなあ。
ずいぶん先の話だと思ってたのに、ほんとにあっという間に来てしまった今日。月日の流れが速すぎて怖いです。
「どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと」というタイトルは、インディアンの格言だそうですが、どこかへ向かうのに目的地を知らないことは無意味だ、という意味にも取れるし、目的地が分からないときは自分の選択を信じてもいいのよ、という意味にも取れますね。インディアンの格言てそういうコンセプトなのかな。ていうか格言がそういうコンセプトなのかな。この歌、なんか好きなんですよねー。そんな風に始まった2時間半を思い返してみたいと思います。
今日の山田さんサポートの夜の科学オーケストラの、安宅さんのマンドリンはすごくキラキラしてたし、ペダルスチールの曲線的な音はうっとりしてしまったし、イトケンさんのドラムは所々でビシッ!とキメてくれるので思わず見とれたし、五十嵐さんのギターは暖炉の炎のように暖かく歌っていたし、ピアニカの波のようなうねりはすごく心地よかったし、エビちゃんのベースはどれかの歌のベースラインがすっごく好みではっとしたし、ウッドベース抱える姿は韓流スターのようでしたし、とにかく素敵だったのです。そんな素敵軍団が山田さんの歌を支える、という絵がこれまた大層素敵だったのです。本当に素敵な夜でした。
「一角獣と、新しいホライズン!」(熱く囁く)と言うタイトルコールが非常にツボでした。あれいい。いすぎ。
うわー、この歌のドラムが好・きー!とか、マンドリン美しすぎる!とか色々思ってたのに、どの曲でそう思ったのかをきれいさっぱり忘れてしまう自分の記憶力が憎いです。
あ、「予感」はこないだ聴いたときだらだら泣いてしまったのですが、よくよく聞いてみたらなんかかわいらしい歌でした。恋の予感とか言うとった。ちょっと照れてしまうような、そんな感じ。そういうの好き好きすー。
でもやっぱり少し、白黒さんとかみーちゃんのことを思い出してしまうなあ。
これからしばらくはレコーディングに入るらしいので、山田さんライブはしばらくお預けかも。うーん少し寂しい。でもきっとあっという間なんだろうな。怖いわ。