「捜査官X」

これ、どういう話って言えばいいんだろう。あらすじ書きづれえー!
とある村で起こった事件を調査に来た捜査官シュウさんが、事件の真相を追い求めていくうちにだんだんカンフー映画になっていく、とかそんな感じ?(聞くなよ。)(そしてどんなだ。)
とりあえず、刃物系の話が苦手な人にはオススメしづらいです。(私だ。映画館でダンシングフラワーみたいな動きをしてました。ビクッとなるのはあれはどうしようもないですよねえ?)
でももし、自分の能力を隠して生きる人とか、自分の中のルールと折り合いがつけられずにいる人とか、敵対する人を信じることができる人とその信頼を裏切らない人とか、そういう人が出てくる物語が好きなら、多分この映画、好きだと思います。
シュウさんが15分のタイムリミットを待っているシーンがおかしくておかしくて、でもすごく切なくなりました。
事件の当事者のジンシーさんは、親子4人で幸せに暮らしたかっただけなのにね。でもきっといつかは探し出されてしまっていたように思うから、見つけられたのがシュウさんでよかったのかもしれない。シュウさんも、見つけ出したのがジンシーさんでよかったのかもしれない。
法を頑なに守ろうとするシュウさんを見ていて、相棒(TVドラマ)の右京さんを思い出して、少しやるせなくなりました。
いやしかし、怖くてもう肉まんが食べられないわー。(嘘つけ。)