「オーケストラの休日」@巣巣(安宅浩司/itoken/fishing with john)

ずいぶん先の話のように思ってたのに、あっという間ですねー。
ええと、GOMES THE HITMAN 山田さんバンドのメンバーで、独自に活動してらっしゃる方々が集まってライブをしますよ!ということなので観に行きました。(タイトルがかっこいいですよね!)



安宅さんは、何度か歌も聴いたことがあったのですが、今日初めてピアノでの弾き語りを聴きました。
いやあ、ピアノバージョンも優しくて素敵ですねえ!声と合っている!
安宅さんの声は、男の人の声ですねー。ああ、本当に”お父さん”て感じです。
そんな声と優しいピアノで「home sweet home」が聴けるとは、何たる贅沢!何たる僥倖!
カバーってこういうことだよねえ、という気持ちになる素敵カバーでした。



itokenさんのソロアクトを観るのは多分2回目なのですが(前に「夜の科学」という山田さんのソロイベントで観た気がする)、何だろうこの音楽。
すごく不思議なのですが、聴いていると絵だとか字だとかを描きたく書きたくなって仕方がないのです。不思議。
前のときは字だったですが、今回は絵だった。
お願いです、絵を描きたいのです、と言いたい気持ちにすごくなりました。何だろう、人のアウトプット欲をかきたてる何かが出てるんでしょうかねー。何かを作るスタジオでかけたらすごく能率が上がるのではないかしらとちょっと思いました。



fishing with johnさん今回は新曲が2曲もありましたよ。
「カラフルなパラソル」と「マッチ擦る刹那のダンス」(かな?)
パラソルの方は、太陽の光が色んなものに当たって一つ一つが小さな光を放って眩しくてわくわくする感じでした。単に「キラキラ」で済ませてしまうには言葉が足りない感じ。夏の匂いなんかも一緒に連れてくる感じがしますねー。
マッチの方は、映画音楽みたいな紹介だったように思うのですが、いやこれ、ほんとに、すんごく格好良いんですけど!何これ!
私は「恋はみずいろ」という曲が大好きなのですが、ちょっとそれ思い出しました。途中でメジャー調になるあたりも、マイナー調の部分が胸を鷲掴むあたりも。
「マッチを擦る」と「マッチする」のダブルミーニングに違いない!とかまた考えすぎましたがどうやら違うようです。すぐ考えすぎます。「マッチ」と「ダンス」も漢字表記だったら映画ぽくてちょっとかっこいいなとか思いました。(また考えすぎている。)
あとfwjさんも今回はピアノを披露されてましたが、ピアノもすごいしっくりきますね。合うー。
私、ピアノ好きなんだなーと再認識した夜でした。
最後にゲストとして山田さんが登場。山田さんがこないだライブを観たという佐野元春は「さよなら」と言う代わりに「また合流しましょう」と言う!素敵!と熱く語ってました。
あとなぜかfwjメンバー全員の血液型が判明しました。O型多いんですねー。
そして、itokenさんと安宅さんも加わった「草原ヘッドフォン」で休日の夜は更けていくのでした。



終演後は友達といつもの犬カフェへ。女子が6人も集まると楽しいですね。そのうち半分が同い年だったのでちょっとびっくりしましたよ。みんな年齢不詳だなー。