「マン・オブ・スティール」

スーパーマンなんですって。(あらすじ。)(おい。)
完全ネタバレです。



うーんうーん。なんか変な話でした。
クリプトン星人の父が、マッドなサイエンティストにしか見えなかった。クリプトン星の生物を別の星で生きながらえさせたい、という敵役の将軍の言い分の方が説得力があったんですよねー私には。
父の行動に愛情を感じられなかったというのも敗因かなー。なんていうか、実験してるようにしか思えなかったんですよね…。マッド。
スーパーマンの目からビームが出るのもなー。目からビームは割と好きなんですが、コレジャナイ感がハンパなかったです。
あ、でも養父がかっこよかったです。キング・オブ・漢でした。竜巻に消えていく姿がものすご男前で泣きそうだった。
でもなー。養母が車に残してしまった犬を助けてって養父に言うタイミングがあまりにも遅すぎて。それ本当は殺意なんじゃないの?と勘ぐってしまうレベルの遅さで。それで私はどうも養母が信用できなくて、最後まで疑い続けてました。うん。まあ誤解でしたよね。
あそこ、常識から外れた速度で走って助けて戻ってきても、どさくさに紛れてごまかせたんじゃないかって思うんですけどね。火事場の馬鹿力とかそういう。ああーもやもやする。
あと、新聞社の人達が3人瓦礫に取り残されてるシーンと美術館のシーンがなんか意味がよく分からなかった。ぽかーんでした。
そんな具合に、どうにもエピソードがしっくりこなかったです。
でもとりあえず養父の生き様だけでも観る甲斐はあったです。父ちゃんかっこいー!